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開発コンセプト
廃棄物を生まない理想の油水分離装置をめざして
●廃棄物を廃棄物にしない
従来、金属や機械加工をはじめ、加工工程分野の切削水や洗浄水などの油水分離装置といえば、単純に油と水を分
けて、少なくともいずれかを廃棄するということが目的でした。しかし、油と水を完全分離することができればい
ずれも廃棄する必要はなくなり、環境保護と同時に大幅な資源の節約が可能となります。
●新たな廃棄物を生まない
理想的な完全分離ができたとしても、その過程において交換フィルターなどの新たな廃棄物を発生させては意味が
ありません。「環境」と「資源」という時代の要請に応え、精度の高い油水分離と、消耗品としてのフィルターな
ど新たな廃棄物を出さないシステム。
●新しい発想とテクノロジー
Pattolの油水分離の方式は、基本的には自然の重力で分離・
浮上した水中の油分を水上面で回収する「浮上式」と呼ばれ
る方式です。この最もシンプルな方式に、新しい発想と独自
のテクノロジーを加えたPattolのシステムは、数多くのテス
トと改良、洗練の過程を経て、高精度で高効率な油水分離に
成功しました。シンプルな構造ゆえに、新たな廃棄物を生ま
ず、耐久性やメンテナンス性、コスト面にも優れ、設置場所
をとらないコンパクトなシステムを実現したのです。

愛知県豊田市内の整備工場での設置事例です。
自動車整備にご利用いただいており...

現状油水分離技術についての比較表
名称 | 原理 | 特長 | メンテナンス性 | イニシャルコスト | ランニングコスト | 性能 |
---|---|---|---|---|---|---|
ベルトスキマー | ベルトに油を付着させ、スクレーパーで油分を掻き落す。 | 設置場所を取らず取り付けが容易であり安価である。油の性状により水も同時に排出されるので、分離油の含水率が高い。 | ◎ | ◎ | ○ ベルトの交換 |
× |
コアレッサー | フィルターにより油の粗粒化を行う。 | 1パスの除去率が高い。但しスラッジが多い装置には不向きである。 | △ フィルターの交換作業 |
○ | × | ○ |
電気式 | マイナスに帯電している油粒子を電解により中和し、吸着成長し分離される。 | 微細油分に有効である。 | △ フィルターの交換作業 |
○ | △ | ○ |
UF膜 | UF膜に分離を行う。 | エマルジョンの油分に対して非常に効果がある。分離油の混入する装置には不向き(油の付着により目つまりが起きる。)前処理を十分行う必要。透過流量が僅かである。 | ○ | × | △ 膜は非常に高価 |
◎△ 用途により効果高い |
比重差分離 | 時間を掛けて比重差分離を行う。(別タンクを用意) | 時間と場所が必要である。 | × 作業人員が必要になる。 |
◎ | ◎ | ○ |
Pattol シリーズ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |